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大建工業株式会社  福岡コーディネートプラザ 

2008年 9月 / ショールームデザイン

担当 / Eiko Goto

大建工業

この大建工業株式会社の福岡ショールームは
TOTOと大建工業のコラボレーションである。
一般家庭のリビングの中にアイランドキッチンがあり、
スムーズな導線計画とくつろげるリビング。
パーティールームにふさわしいお洒落な空間を
提案している。
大建工業の什器、床などの各素材とTOTOの商品である
アイランドキッチンがうまく調和されている。
プロデュースは有限会社コムプロデュースの氏原社長。
私はここのデザイン・設計を担当した。

私が店舗設計デザインに憧れたのは14年前。
お洒落なお店をセレクトして友人たちと食事や
お酒を飲むのが好きだった。
そして、それがやがて空間デザインへの憧れに変わり
私はプログラマーの仕事を辞め、ディスプレイデザイナーを
目指してインテリアデザインの学校に
アルバイトしながら2年通った。
ディスプレイも店舗設計のひとつですと入学前に
先生に勧められ店舗設計コースを選んだ。
だがディスプレイの授業はなかった。しかし
いつしか私はお店の設計を目指し始めていた。

当然、経験がないため就職は困難で数十社は落ちたであろう。
やっとの思いで久留米にある店舗設計に会社に入社。
しかし、何をやっても裏目に出てしまい五か月ででクビ。
その社長は「君はデザインに向いてないかもしれない」と
言われた。悔しくて涙が出た。悲しくてではなかった。
ただ悔しかった。
しかしその社長は怖かったがクビを言い渡された翌日
年内までいていいです、その間に探すといいよと
言われたので本当はとても親切な人だったのだろう。
その後6年間、毎年、社長から年賀状が届いた。

でも全てのやる気がなくなり
めげてパンやでバイトをするつもりで職安へ。
ところが職安までの道を間違い
戻っているときにお洒落で素敵なケーキ屋を発見。
そのケーキ屋のおしゃれさに一目ぼれし、パン屋を探さず
また懲りずに店舗設計の会社を受けた。
面接に行った会社は偶然にも
そのケーキ屋をてがけた会社だったことに運命を感じ
そこに5年ほど勤務した。
小さな会社だったので事務、経理からグラフィックデザイン、
店舗設計、現場監督までしなければならず
ほぼ毎日夜中まで働き、店舗の工事が入ると引き渡し前は
2、3日は家に帰れなかった。ペンキを塗る日々も。
そんな生活だったので全員B型の私の家族は
私の身体よりも下着の替えを心配した。

そこは居酒屋、美容室、バー、ランパブ、クラブ、
エステなんでもござれの会社だったので大変勉強になった。
20代後半の人生をそこにをつぎこんだので
失うものも多かったが得るもの方が大きかった。

しかしそんな過酷な日々とおさらばし、
グラフィックに専念したくなり会社を辞めた。そして
今現在にいたるが空間デザインの憧れは捨てれなかった。

今年の夏に以前からの知人である株式会社エムズプロデュースの
月山美香社長に勧められ店舗デザインプロデューサーである
有限会社コムプロデュースの氏原さんに出会った。

私の夢はまたひとつ階段を上り始めた。

はじめは第一精工株式会社の展示会パネルの
グラフィックデザインの仕事を
紹介してもらった。

その後「設計もやってみる?」その
一言でやってみようかと思った。

設計は7年の時を超え私と再会した。
久々に徹夜で図面をひいた。
現場の職人さんとのやりとりも久々で
すごく楽しかった。
何よりも氏原さんのプロデュース力に刺激された。

私は人生で店舗設計に3回関わった。
最初の社長から常識を学び
二度目の社長から非常識を学んだ。

氏原さんは私のことを
何でも吸収するスポンジのような人間だという。
貪欲でなんでもやろうとすると笑う。

三度目はどうなるかはこれから見ものである。
二度あることは3度あるのか
それとも三度目の正直なのか。
私にも分からない。

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